犯罪被害者家族会の願い

「自民党新憲法草案」第25条の3(犯罪被害者の権利)
『犯罪被害者は、その尊厳にふさわしい処遇を受ける権利を有する』 の明記の実現を支持する。

  1. 被害者・遺族の刑事裁判への訴訟手続き、証言への参加、少年審判においての裁判制度の導入、遺族の証言の実行を求める
  2. 被害者に対する加害者弁償責任の追求と、新たな平等の国家補償制度を求める
  3. 被害者の実名発表に際しては、被害者の人権を最優先に配慮し、被害者及び遺族がそれによって2次・3次被害を蒙ることのないよう、報道ルールの確立を求める
  4. 被害者遺族・家族が必要とする活動を支援し、その被害回復のために長期にわたる交流と援助を行う
  5. 殺害等の重大な刑事事件において、犯人未逮捕の場合は時効の廃止を求める
  6. 傷害致死罪、交通事故のひき逃げ等の悪質・重大な過失による犯罪を「重要犯罪」に加え、「殺人罪」の適用も視野に入れた厳罰化を求める
  7. 重大な結果をもたらした医療過誤を刑事事件として扱うよう求める
  8. 外国人犯罪対策の国家責任を明確化し、入管法改正を求め、外国人の不法滞在化を阻止するよう求める
  9. 少年法の改正を求め、また保護者の責任を明確にする
  10. 重大な犯罪を犯した精神障害者の原則刑事裁判を求める
  11. 刑罰の恩赦の廃止と、仮釈放は被害者・遺族の了承を得ることを制度化するよう求める
  12. 被害者の視点に立った、犯罪者の更生のための矯正・贖罪教育の徹底を求め、犯罪防止への取組みを求める