ニュース・活動報告

池袋駅立教大生殺害事件から13年
     ―情報提供を求め、今年も似顔絵チラシを配布


 1996年4月11日夜の11時半頃、JR池袋駅山手線ホームにおいて、立教大4年の小林悟さん(当時21歳)がJR池袋駅で見知らぬ男に殴られ殺害されてから、今年で13年が経過しました。犯罪被害者家族の会ポエナは悟さんの父である小林邦三郎とその家族、警視庁池袋署捜査員とともに、日本ガーディアン・エンジェルスの皆様の応援を頂き、4月10日夜10時半より、池袋署が用意した犯人の似顔絵チラシを池袋駅で3000枚、日暮里駅で2000枚を配布し、今年も多くの皆様に情報提供のお願いをいたしました。

 これまで池袋署には4300件の情報が寄せられているそうですが、いまだに逮捕に繋がっておりません。殺人罪の時効が改正施行された2005年以前の事件であるため、悟さんの事件の時効は15年であり、残された時間はわずか2年間となってしまいました。事件を知らない若い方々もチラシを受け取り、私たちの言葉に耳を傾けて頂き、本当に励まされ希望を見出すことができました。


(ビラを配布する小林)

 小林は事件後、一貫として殺人など重大事件の時効撤廃を国に要望して参りました。そしてようやく今年に入り、法務省において「凶悪・重大事件の公訴時効見直し」に関する勉強会が設置され、4月3日にはその中間報告が発表されました。(1)時効の廃止、(2)時効成立までの期間延長、(3)DNA型情報を被告として起訴する制度、(4)検察官の請求で時効を停止する制度、の4案を提示し、夏までに方向性を決める方針が示されました(法務省HP:http://www.moj.go.jp/kaiken/point/sp090403-01.html)。
 法務省は「現時点では結論は白紙」としていますが、これまで訴え続けてきた被害者遺族にとって、国が直接検討していること、また多くの国民の皆様に議論していただけることを本当にありがたく思っております。

 小林とポエナの会にとっては、「犯人の逮捕こそ遺族の最大の望み」であり、たとえ残された時間が少なくとも最後まで諦めずに活動してまいります。

2009年4月14日掲載


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