ニュース・活動報告

時効と闘う14年、新たな進展を
 ―今年も池袋駅ホーム立教大生殺害事件の情報を求めて




 1996年4月11日、東京都豊島区JR池袋駅山手線ホームにおいて、立教大4年の小林悟さん(当時21歳)が見知らぬ男に殴られ、突き倒され死亡した事件から今年で14年を迎えます。
 事件発生の前日である4月10日、遺族、犯罪被害者家族の会ポエナ、警視庁池袋署員、池袋地域防犯ボランティア有志、NPO日本ガーディアン・エンジェルスが参加、総勢40人を超える多くの人々によって池袋駅、日暮里駅で犯人の似顔絵入りのビラ6000枚を配布し、犯人の情報を呼びかけました。

  現行法では殺人罪の公訴時効成立まで残り1年となります。これまでも毎年池袋駅構内で情報を求め続けてきましたが、残念ながら犯人逮捕に至っておりません。公共性の高いJR駅内での事件であり、新たな有力情報が出てくる可能性がきわめて高いとして、4月11日から警察庁の「捜査特別報奨金」制度の対象となり、犯人検挙につながる情報の提供者には上限である最高300万円が支払われることになります。


 これまでも遺族である小林邦三郎(当会会長)が自ら懸賞金を懸け、情報を求めてきた経緯がありますが、時効を目前として公的懸賞金の対象となったことは、他の未解決事件捜査への新たな進展と大きな勇気を与えるものと考えております。

 これまで情報ビラの配布は、事件発生時の夜11:00前後に配布していましたが、 今年は多くの通行人が行き交う土曜の午後3:00に情報を呼びかけることになり、マスコミ各社の取材も多く、予想以上の皆様に関心を持って頂くことができました。


 小林とポエナは犯人逮捕への情報を呼びかけるとともに、殺人事件の公訴時効撤廃を国に要望し続けて参りました。永い年月を経て、漸く今国会で成立する可能性が高くなっております。「息子の無念」を背負い、社会の無関心と闘い続けたこの14年、すっかり髪が白くなった父親はさらに新たな社会を求めて訴えて参ります。今後も皆様のご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

犯人の情報は直接、情報受付部署:警視庁池袋警察署JR池袋駅山手線ホーム上立教大生殺人事件捜査本部Tel.03-3986-0110(内線3332)にお問い合わせ下さい。
 

2010年4月11日掲載


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