ニュース・活動報告
15回目の春を迎えた池袋駅ホーム立教大生殺害事件
―今年も犯人の情報を求めて4500枚のビラを配布
その間に、父親である小林邦三郎は未解決事件被害者の遺族として、防犯・捜査態勢の強化、重大事件の時効撤廃を要望し、法改正の必要性を訴えて参りました。昨年4月27日、殺人などの刑事事件の公訴時効を廃止・延長する改正刑事訴訟法がついに可決成立し、また思いがけずこの事件の公訴時効も撤廃され、それに伴い警視庁捜査特別報奨金制度(300万円)の対象期間が、来年の平成24年4月10日へと、さらにもう1年間延長されています。
本来ならば丸15年の時効を迎えるはずであった今年の4月11日、15年前と同じ桜が満開となったこの日も、遺族、警視庁池袋署員、犯罪被害者家族の会ポエナ、池袋地域防犯ボランティア有志、NPO日本ガーディアン・エンジェルス等、総勢40名を超える人々が、JR池袋駅、日暮里駅にて午後15:00より犯人の似顔絵チラシを配布いたしました。平日の午後という慌ただしい時間にもかかわらず、池袋署員の強い呼びかけもあって、通行中の多くの皆様にご協力していただけましたことを深く感謝申し上げます。
警視庁、事件ファイル「JR池袋駅山手線ホーム上立教大生殺人事件」
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/jiken/sokuhou/rikkyo.htm
2011年4月18日掲載