ニュース・活動報告

継続するポエナと学生との交流


 犯罪被害者家族の会ポエナでは、犯罪被害者に係わる厳しい現実と、今後の解決に向けた活動を理解していただくため、外部での講演活動とは別に多くの高校生、大学生と交流する場を大切にして参りました。「犯罪被害者」というテーマに取組み、書籍やTV、ネットでは得られない知識・情報を求めてご連絡くださった真摯なお気持ちにお応えすべきと考えるからです。

 我が子を思い出させる学生さんたちに、自身の体験を伝えることは被害者にとって大きな負担になる場合もあり、体調を崩す遺族も珍しくありません。しかしこれから社会に出て活躍する若い人々の未来に何らかの力になることを願い、また自身の強く生きる姿を見せることが、亡くなった家族への何よりの供養でもあります。

法政大学現代福祉学部の佐藤ゼミの学生の皆様にも、そうした交流を通して犯罪被害者への理解をいただき、遺族の立ち直りに大きな支援となっています。


体験談を話す被害者遺族と学生

2011年6月28日掲載


前のページへ戻る