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00830/01262 QWE01503 松本@GPF ケント紙の規格
( 8) 95/09/14 22:52 00647へのコメント

銀座に出る機会があり伊東屋によって、himamuraさんのメッセージを思い出し
ケント紙売場にいって情報収集してきました。(売場は5階かと思ったら裏の別館
の1階した。前回ケント紙を買ったのは10年以上まえでした。)

店員にケント紙の全紙のサイズを聞いたところ、回答は「78.8cm x 109.1cmが普通」
との返事。さらに突っ込むと、名刺サイズのカレンダーの裏に印刷した紙の寸法の
規格表をくれました。

それによれば、原紙の標準寸法は:
A列本判 625mm x 880mm
B列本判 765mm x 1085mm
菊判 636mm x 939mm
四六判 788mm x 1091mm
ハトロン判(クラフト) 900mm x 1200mm
地券判(アートポスト) 591mm x 758mm
で、原紙(多分原紙=全紙)の寸法自体がいろいろある訳です。
なおA1判(594mm x 841mm)、B1判(728mm x 1030mm)とA列本判 、B列本判は
サイズがちがいます。

伊東屋のケント紙のカタログによれば、43種類のケント紙がおいてあり、
規格別の内訳は
四六判 27種
A列判(ママ) 4種
B列判(ママ) 3種
790x1090 2種
その他 7種
です。連量としてkg値が記入してあります。多分1連(1000枚)でxxx kgと
言う意味でしょう(従って1枚でxxx g)。

紙飛行機で使う100kgから200kgまでのケント紙はほとんど四六判27種の中に
入っていて、店員の回答の通り、ケント紙の全紙のサイズは78.8cm x 109.1cm
と考えて間違いなさそうです。

himamuraさんの富士特Aケント177kgとおぼしきPHO特Aケント177kg全紙一枚170円
を買ってかえり重さを計ってみると大体177g位でした。

さてWEST君の持っている様な規格不明のケント紙のkg値ですが、
たてt cm、よこ y cm、重さ w gを78.8cm x 109.1cmの重さに換算すれば良い訳
ですから、

kg値 = w x (78.8 x 109.1) / (t x y)

で計算できます。手持ちのホワイトウイングス(1980年版)を実測したところ、
21.0 x (78.8 x 109.1) / (36.5 x 25.7) = 192.5
つまりホワイトウイングスのケント紙は192.5kg前後と言うことです。

一方10機選の印刷ミスとおぼしき物(繊維の方向が逆)は
19.05 x (78.8 x 109.1) / (36.0 x 25.7) = 177.0
でピッタリ177kgです。富士特Aケント177kgが使われていると言うhimamura情報と
あいます。

松本@GPF