01744/02124 松本允介 RE:r:プロペラ裏面削り方
( 8) 95/12/18 17:47 01701へのコメント コメント数:1
a:A-dynamics c:C-Line e:Engine g:General
p:Paper r:Rubber s:Scale t:Towline
一三式艦戦さん 皆さん 今晩は
>>鈴木さんのミニクープキットですが、1対のプロペラの裏面同志で合わせると
>>隙間もなくピッタリとくっつきます。
>>裏面のカーブも難しそうにみえるのですが 何という方法で削っているのでしょうか
聞いてみた所、特別の方法ではなく、バルサの量を節約するために皆がやっている
方法でした。巾3cm、厚さ1cm、長さ約16cmのバルサブロックを使用します。
目的のピッチ直径比カーブ*から割り出した曲線をバルサブロックの厚さ1cm側面に
鉛筆で書きます。手前の側面では曲線は右上から左下へ、向こう側の側面では
右下から左上へ走ります。この二つの曲線は側面の中心線(0.5cmの位置)に対して
対称です。
これだけの準備をした上で、手前側と向こう側の曲線を結ぶ様にプロペラの裏側を
削り落とします。手前の側面は全部削り落とす側になります。この時、反対側を
削ってしまう事が多いので手元にプラスチックのプロペラを置いて参考にしながら
削ると良いでしょう。
裏側を削ってきれいに磨き、プロペラの外形に整形したのがキットに入っている物
です。
削り出された裏面は、巾方向1.5cm、厚さ方向0.5cmを通る中心線に直交する点対称の
直線の集まり(表現には自信がありません)ですから、プロペラがちゃんと重なるのは
工作が正確な証拠です。
*鈴木さんのピッチ直径比カーブは、半径の40%
- 70%が1.3、その内側・外側はこの
数値を徐々に減らして、0.9程度にしているそうです。
松本允介