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01969/02124 松本允介 r:無駄の無いゴムの結びかた
( 8) 96/01/15 23:41 01936へのコメント コメント数:1

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いのはらさん 皆さん 今晩は
》 端同志を揃えて1ループ作って結びます。次にその先を1回結びます。
>>これは、端っこに二つ結び目を作るという事ですか? でも、どうしてでしょう?
一箇所に何回も結び目を作ってシッカリ結ぶという事です。

普通の結びかたは、二本のゴムの端同志を揃えて、ひとえ結び*をします。次に余長
部分2本でま結び**をしてシッカリ締めます。最後に長すぎる部分を切り離します。
(*ひとえ結び:二本のひもを交差させてループを作り、ひもの内の一本をその中に
入れる。**ま結び:別名ほん結び・コマ結び。ひとえ結びの2回くり返し)
この方法では少なくとも1cm位ずつの無駄なゴムを切り離すのは避けられません。

私のやっている方法は上記の普通の結びかたの逆の順序で結んで行きます。
先ずゴムの両端を使ってま結びをします。次に余長2本を揃えてひとえ結びをします。
ひとまずま結び・ひとえ結びともに取りすぎるほど余長をとって非常にユッタリ行い
ます。
次に一番外のひとえ結びの部分を軽く締めます。二本の余長が合わなければ短い方を
引っ張ってピッタリ長さが揃う様にします。
次に余長2本を重ねてその端を万力かラジオペンチではさみます。(ラジオペンチの
場合は輪ゴム、人に頼むなど固定方法を工夫して下さい。)
最後に三つの結び目を外側から順番に万力の方にきつく寄せて出来上がりです。

この方法は、ミニクープの様にゴムの量が短く決められている場合や、切れたゴムを
無駄なく結びたい場合に有効です。ゴムの性能試験の場合も正確なテストピースを作る
のに役立ちます。

松本允介