ホームページへ

プロペラへの動力伝達(U形ラッチ)(06-04-11)

プロペラシャフトからプロペラへの動力の伝達の簡単な仕掛けです。木製のプロペラにはこの種の機構は必須ですが、プラスチックプロペラでも、先端の出っ張りが欠けた場合などこれが役立ちます。
使用する部品は真鍮パイプにピアノ線を挿入しU字形の曲げたもの。この例ではピアノ線は直径0.7mm、真鍮パイプは内径0.8mm、外径1.2mmです。これを写真の様にプロペラの中心側面に糸で固定します(これをプロペラの前面に固定する方式もありますがこちらが安定に動作します)。あとはプロペラシャフトの先端を直角の曲げるのは普通のプラスチックプロペラと同じ。最後の2枚の写真は動力駆動時と空転時。シャフトの懸りがいい様にU字ピアノ線の先端を少し曲げています。
GPFの嶋崎さんがこれを使っていましたが、同じ仕掛けがRubber Powered Model Airplanes (Don Ross)にも出ています。プロペラの側面に置くのをUラッチ、前面に置くのをZラッチと言っています。