翼面積の計測(08-02-12)

翼面積を昔大学の図学の時間に習った方法で算出しました。
まず、写真の様に主翼、水平尾翼の片側と垂直尾翼の輪郭をケント紙に写して切り抜きます。それに加えて10cm角のケント紙も切り出します。
これを精密天秤で量ると以下の数字が得られます。紙が均質なのでそれぞれの面積は重さに比例します。10cm角の重さから各翼の面積が計算できます。
10cm角     1.56g 10+10=100cm^2
主翼片側    1.65g 1.65/1.56*100=105.8cm^2
水平尾翼片側 0.59g 0.59/1.56*100=37.8cm^2
垂直尾翼面積 0.26g 0.26/1.56*100= 16.8cm^2
この垂直尾翼面積には調整用タブの面積も含めています。

主翼面積は上反角8度の補正と胴体部の加算を行うと
105.8*2*CosD(8)+9*0.5= 214.0cm^2
水平尾翼面積は胴体の補正を行い
37.8*2+5.5*0.5= 78.4cm^2

これらの数字があると水平尾翼容積比、垂直尾翼容積比も計算できます。

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