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動力ゴム外し方式のデサマライザー
(2006-12-17 CFFC掲示板投稿)

先日意見情報交換がされていたゴムストン方式、私も愛用しています。理由は@上昇気流が強いときでも確実の回収できること、落下地点が動作地点のほぼ真下になるのもふくめて、A上昇調整の時はデサマ操作が不要なこと、B機構が他方式よりも簡単で軽い、などです。欠点は重い機体には適用できない、プロペラシャフトが曲がる、などです。
はじめは動作させたつもりがゴムが外れず機体紛失もたびたびでしたが2箇所に改善を加えて実用に耐えるようになったつもりです。最初の写真はデサマメカの部分、緑色の通称S環の輪の直径を6mm以上ぐらいにすると引っかかることがなくなります。次は前後のゴムとフックの接続部分、ゴムがほどけるときにせりあがって胴体、プロペラハンガーや後部ゴムフックに接触してダンゴになってしまい、最後まで解けないことがままあります。ゴムに張力が残っていると落下できません。ゴムの先端と後端をチューブでカバーしてみましたがせり上がりは完全には解消しませんでした。これへの対策が今年4月のアメリカの模型雑誌にのっていました。プロペラシャフトの後端とゴム部分をまとめてゴムチューブでカバーします。これによってゴム束がプロペラシャフトの延長線上に拘束されてせりあがりを防止するわけです。同じ方法がゴムの後端にも適用できます。
原典では適用対象は被覆胴のスケール機、ゴムチューブではなくイソプレンパイプを使うとなっていました。ゴムチューブより固めの方が効果が大きいのかもしれません。