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Z(逆S)フックは要らない(06-03-29)

プロペラシャフトにはゴムのせり上がり防止のためにZ(逆S)フックがよく使われていますが、不用意に作ったZフックは芯が正確に出ていないのが多く、かえってプロペラやゴムの振動の原因になります。作るのは面倒、それに僅かながらも丸型の市販品より重い。
ゴム掛け部分の摩擦抵抗を増してやればゴムのせり上がりは防止できます。それには市販のキットがそうなっているように、ゴム掛け部分にプラスチックやゴムのチューブを通してやればいい。きついチューブはシャフトの直線側からが入れやすいでしょう。
なお、市販のプロペラシャフトも芯がちゃんと出ていないのがありますから、写真の方法でチェックしましょう。 シャフトとピアノ線を重ねて持ち、ゴム掛け部分に隙間が無いことを確認します。