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ゴム動力模型飛行機ヒント集

トリムタブの作り方と使い方(06-04-19, -10-09)

ライトプレーンでは機首の構造上スラスト調整がある程度おおざっぱになるのは避けられません。それを補う(微調整する)手段としてトリムタブ(trim tab)は大変有効です。

1.トリムタブの作り方
タブの条件は軽くて曲げやすくて戻りにくく接着が容易ということです。身近な例ではコンビニ弁当のふたのプラスチック板があります。平板を切り出し2.5cm間隔位に5mm幅の両面接着テープを貼り付け(下写真)、両面接着テープはほぼ2.5mm幅に鋏で切ります。更にプラスチックの部分も1cmから1.5cm位の幅に切ればトリムタブの元が出来上がります(左写真)。

2.トリムタブの使い方
1で作ったタブの元を幅1cm+に切って翼に貼り付けて使います。特に便利なのはサイドスラストの微調整です。垂直尾翼にタブを貼り付け右サイドスラストが少し多めの感じの時はタブを
左に、また少なめの感じのときはタブを右に曲げてやります。右の写真の例では10mmx8mmのタブの中間に切れ目を入れてタブ量の微調整が出来る様にしています。タブの利きは非常に敏感なので大きいタブは危険です。