今回利用したレストラン(パーク外)
ワッフル・ハウス
安くて小さなコーヒーショップ・レストラン。客席はテーブル席(4人席)が5つくらい、あとは8人くらい並べるカウンター席だけ、という程度。特長は、まあまあの味ですごく安いメニュー、小さいからそれなりに行き届くサービス、まあまあの清掃状況、明るめの内装、外を眺められる大きな窓ガラス、など。
アメリカ本土にはたくさんあるチェーン店で、オーランドでは、中心部から離れた街道沿いに、あちこちあった。WDWのそばとしては、クロスロード・ショッピングセンターの隣、4号線の27番出口の角にもある(目立たない)。
ワッフル(ベルギーワッフルではない、昔からのアメリカのワッフル)がおいしいが、ハムステーキやTボーンステーキなどもある。テーブルサービスとは思えないくらい安く、値段的にはデニーズとハンバーガーショップの中間といったところ。食器とか、ステーキの肉の厚さとかは、少々貧しいが、朝食ならたいしたものを食べるわけではないので、あまり気にならない。家族3人で朝食をたんまり食べて、15ドル前後だった。
デニーズ
日本の昔のメニューでいつの間にか消えた「フレンチ・ディップ」が、アメリカのデニーズではまだあるので、うれしい限り。今回は軽めの夕食で、23ドルくらいだった。
パーキンス
オーランド周辺のあちこちあるファミリーレストラン。夕食時のクロスロード・ショッピングセンターの店は、明るくはないがけっこう清掃状況が良く、値段も安かった。店内はそんなに騒がしくなかった。
フレンチディップは、デニーズのものよりもおいしかった。普通の安いレストラン(アメリカンスタイルのコーヒーショップ・レストラン)としては、最も気に入った店。
バーバリーズ・ランチ・レストラン
スペースシャトル発射見学の帰り、ココアという小さな街で、いかにもアメリカらしい寂しげなコーヒーショップ・レストランを発見したので、ここで昼食にした。
内装やメニューは、いかにもアメリカ風。サンドイッチはけっこうおいしかったし、値段も安かった。しかし、店内の清掃状況とサービス水準が絶望的な状況だった。能力の低いそそっかしいウェイトレス1人だけでは、6つのテーブルをサービスするのは無理があったし、また清掃係の黒人少年は全然勤労意欲がなくて、投げやりな態度でひとつのテーブルの清掃に10分以上かけているので、店内の半分は空席なのに私たちは案内されるのに15分くらい待たされ、その後来店した客はもっと待たされる羽目になっていた。通路にもゴミが散乱したまま。
なんだか、WDWやその他のテーマパークでは見ることのできない、アメリカの現実の姿、その一面をかいま見てしまったような気がした。
フォーチューン・コート
クロスロード・ショッピングセンター近くのチャイニーズレストラン。4号線の27番出口からクロスロードショッピングセンターを過ぎて、次の信号を右折して、すぐ左側。
寂しげな外観で、店内も寂しかった。土曜日の夜8時頃だったのに、客は30テーブルのうち、たった4テーブルほど。値段は安くはないが、味も値段相応には頑張っていて、コストパフォーマンスは悪くはない。量は日本の中華料理店の倍くらい盛られているので、少な目に頼んだ方がいい。親子3人で40ドルくらいだった。
チャイニーズレストラン・ジェイド(翡翠)
インターナショナル・ドライブ沿いのチャイニーズのビュッフェレストラン。北向きに走って、左側。外観はかなり怪しいし、店内の様子が全然見えないので、ドアを開けるのを躊躇した。しかし、そのうち他の客がやってきて、慣れた感じですっと入っていくので、これならぼったくりではないだろうと思い、入ってみた。
この店は大当たりだった。値段は親子3人で35ドルくらいと安くはないが、食べ物が豊富で、果物やデザートもまあまああって、満足度が高い。通路を挟んだ向こうの席で、中南米系の若い男のグループ4人組がボイルエビの殻の山をお皿に20センチくらい積み上げているので、私たちも負けじとスイカの皮を積み上げて勝負を挑んだ。しかし、15センチくらいの高さに積み上げたら、突如山崩れが発生。テーブル全面及びイス、足元、さらには通路にまでスイカの皮が散乱してしまい、親子3人であわてて復旧工事に当たった。積み上げ勝負は、エビの殻の方が、崩れにくくて有利だ。
6年くらい前に、ロサンゼルス近郊のあまり豊かそうでない住宅街でレストランを探して走っていたら、小さなショッピングセンター(店が5軒くらい)に、「モンゴリアン・バーベキュー」という店があって、入ってみたら、とてもおもしろい店だった。肉や野菜を選んで、金属のボウルに入れて、味付けを指定して焼き係の人に渡すと、目の前でジュージュー焼いてくれる。食べ放題なので、いろいろな組み合わせて何回も焼いてもらって、そのうち素晴らしくおいしい組み合わせを発見できると、とても幸せだった。店のオーナーらしき人に、「おまえはモンゴル人か、モンゴルではこういう料理を食べるのか」と聞いたら、「俺は韓国人だ、モンゴルにはこんな料理はない」と言っていた。
そのモンゴリアン・バーベキューが、何とこのレストランには、あったのだった。とても懐かしくて、うれしかった。モンゴリアン・バーベキューの正しい食べ方を6年前に教わっていた私は、定石通り、ほんの少量づつ試し焼きしてもらい、すべての味付け(調味料)を自分の舌で確認してから、勝負に出た。
ボウルに自分の好きな肉と野菜を山盛りにして、一番おいしいと思った味付けを指定して渡す。焼き係も、「モンゴリアン・バーベキューの食べ方を熟知している客が、ついに勝負に出たな」と感じとったようで、緊張した顔で私の顔を一瞥してから、焼きにかかる。勝負の一皿、焼きが甘くても過ぎても、また調味料が多くても少なくても、料理は台無しになってしまう。私は焼き台の前に仁王立ちになって、ガラス越しにじっと手捌きを見つめていた。
やがて沈黙の時間が過ぎて、焼き上がり、皿に盛られた。大急ぎで席に持って帰り、即座に食いつく。ばくっ、熱い、うまい、ばくっ、はふ、うまい。あー幸せ。この皿はうまい、作戦は完璧にうまくいった、よし次回は同じ調味料で、材料を少し変えてみよう、などと考えながら、何皿もたいへんおいしくいただけたのだった。
次にオーランドに行くときまで、この店が存続していることを、切に願っている。
チャイナタウン・レストラン
中華レストランは2軒続けてまあまあ当たりの店だったので、3軒目も開拓してみたが、今度は見事に外した。クロスロード・ショッピングセンターの近くのバイキング方式のチャイニーズレストラン。フォーチューン・コートから100mくらいしか離れていない場所にある。
外観は少しあやしい程度だが、店内はかなりあやしい。あやしいを通り越して、詐欺的な店。比較的安い料金でブュッフェが楽しめるように書いてあるが、安いのは本体料金だけ。スープ、サラダ、海産物、アイスクリームなどがそれぞれ別料金、もちろん飲み物も別料金だった。
スープやサラダ、海産物、アイスクリーム、飲み物に手を出さなければ、安い本体料金だけで済むはずだが、そうでもないようで、このへんも不明朗だった。スープは飲んだけどサラダを食べなかった私たちのテーブルには、サラダも込みの勘定書が来た。ウェイターに問いただすと、どうやら夕食の時間帯は、本体とスープ、サラダまでを含んだ料金が基本料金になっているらしい。でもそのようなことは、店内のどこにも書いてない。
勘定は親子3人で35ドルくらいだったので、ぼられた、というほどの料金ではないが、みみっちい詐欺を繰り返して少しづつ売上げアップを狙っている、という感じ。なお、食べ物の味は、今回試したチャイニーズレストランの中では最低だったが、まずくて食えない、というほどひどくはなかった。
メルカド・ショッピングセンターのフードコート
メルカド・ショッピングセンターには、8店くらいの小さなフードコートがあって、いつ行っても混んでいないので、7年前の時も良く行ったが、今回も何回か利用した。
最も口に合ったのは、こま切れチキンのコンビネーションプレート。試食もさせてくれて、照り焼きなのだが、アメリカでは珍しい、日本人好みのまともな照り焼きの味だった。同じ店のかたまりのチキンは、塩胡椒の味付けで、私たちの口には合わなかった。
日曜日の夕方行ったときは、フードコートの隣の広場でライブがあった。小さなステージに小さなバンドが登場し、同時にビールの売店もオープン。テーブル席も設置されているので、バンドを楽しみながら食事(フードコートからテイクアウトして持ってくる)とビールができる。しまった、こういうのがあるのだったらここで食べれば良かった、と思ったのだがすでに手遅れ。仕方がないので食後のアイスクリームをなめながら見物した。開放的な空間で、いい風も吹いていて、空がどんどん暗くなっていき、まことにいい雰囲気の空間だった。
ピザ・レストランUNO
クロス・ロードショッピングセンターにあるピザ・レストラン。疲れてレストランで夕食を食べる気がしなかった日に、テイクアウトした。具が山盛りで、ピザ生地も日本のドミノピザより厚みがあって、ボリュームがあった。なかなかおいしかったが、ミディアムサイズ(17ドル)を3人で食べ切れなかった。
バーガーキング
ユニバーサルスタジオの近くの店では、フーパーは99セントだった。
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