ニュース・活動報告

新宿駅痴漢冤罪暴行事件被害者遺族、情報開示請求に大きな壁

 ―遺族が検察庁、国家公安委員会に要望書を提出

 新宿駅痴漢冤罪暴行事件被害者、原田信助さんの遺族の原田尚美さんは、3月4日検察庁に提出した要望書に続き、3月10日警視庁に伺い、情報開示請求をしたいとお伝えしました。しかし「“ご本人”以外の開 示請求はできません。」の一点張りであり、しかも「弁護士さんが、裁判所を通して開示請求した方が確実です。」との回答でした。

 弁護士先生に経緯をお伝えしたところ、「遺族が開示請求できないのか、他の弁護士に聞いてみます。」とのことでした。

 亡くなってしまった原田信助さん本人に請求できるはずもなく、またその遺族ができないというのなら、誰のための情報開示なのでしょうか。
 このような理不尽な事実があることを、ぜひ多くのみなさまに知っていただきたいと思います。

 また、原田尚美さんが検察庁に続き、3月17日国家公安員会に捜査並びに情報開示を求める要望書を提出いたしましたことを併せてご報告いたします。

情報開示に関する要望書(PDF形式)
※この要望書は6件の添付資料とともに提出されましたが、 HPではその資料は省略させていただきます。

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『新宿駅痴漢冤罪暴行事件』支援者によるブログ
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2011年3月19日掲載


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