プロペラピッチの簡易測定方法 (06-10-23)
写真の様に半径の75%位置にピアノ線のマーカーを細い輪ゴムなどで取り付けます。マーカーはプロペラの両先端を結ぶ直線と直交する様に取り付けます。両側のマーカーの作る角の1/2が75%位置のピッチ角ですからこの角度がわかればピッチが計算できます。
水平面に角度が確定する様調整できる二股、例えば腕付の分度器を置き、その上にプロペラを垂直に置き真上から見て2つのマーカーの作る角と一致する様に二股の角を調整し、目視でピッタリ合ったら二股の角度を(例えば別の分度器で)正確に測定します。下の写真ではまだ1度ほど二股の角度が大きすぎです。この写真の視点で実際に測定するとしたら、もう一つの問題点は、プロペラが垂直に立っていないことです。これは下の2つのマーカーの交点(指先付近)と上のマーカーが交わっていないのでわかります。プロペラをもう少し右上に傾ける必要があります。但し、実際にやってみるとわかりますが、この傾きによる誤差はわずかです。
測定の具体例は18cmプラスチック空転プロペラのピッチにあります。
二股としては角度を変えるのが簡単でかつグラグラしない写真の様なものなら何でも使えます。
ゴム動力模型飛行機ホームページ
ゴム動力模型飛行機ヒント集