今回利用したホテル
ウィルダネスロッジ
予約
17泊のうち、最初の6泊は、WDW直営リゾートのウィルダネスロッジ。WDWのホームページを見て、Eメールで予約し、クレジットカード番号はFAXで送った(Eメールでクレジットカード番号のやりとりをしないのは、WDWリザベーションセンターの方針)。
部屋
1泊184ドルの一番安い部屋で、森林ビュー。5階の5094号室。ベッドはWサイズ2台で広々しているが、部屋そのものの広さは想像していたよりも狭かった。
部屋の設備としては、まず、冷蔵庫がない。有料(1日5ドル)で貸してくれるらしい。どうしようかと思ったが、デリが24時間営業だったので、借りなかった。ドライヤーは部屋にあった。
部屋のアメニティは、ルームチャージの値段の割に貧弱。石鹸と、シャンプー&リンス(リンプータイプ)だけ。WDW直営ホテルなのでたぶん少ないだろうとは予想していたが、ここまで少ないとは驚いた。
ベランダから外を眺めると、部屋は南向きで、見えるのは森ばかり。このホテルは森の奥まった場所にあり、とても落ち着いた環境である。部屋のベランダからは、ホテルへの取り付け道路が見えるが、ぐぐっと曲がっていて、その先がどうなっているのか見えない。この道路は、ホテルの隔絶感を演出するために、わざとこのようなカーブになっているのだと思う。
レストラン
ホテル内の飲食施設は、レストランが2軒、デリ(カウンターサービス、テーブルもある)が1軒。
デリは24時間営業。滞在中継ぎ足し自由(ただし継ぎ足しはこの店に限る)のロゴ・マグを売っていて、小さい方を購入し、とても重宝した。7ドルくらい。大きい方は9ドルくらい。飲み物の種類は、冷たいソフトドリンク6種類くらいとコーヒー。濃いめのコーヒーと、ノンシュガーのアイスド・ティーがありがたかった。プールで遊んでいたり、部屋でパソコンで仕事(妻子は昼寝)したりで、ホテルにいる時間がけっこうあったので、1日7回くらいは飲み物をもらいに行って。
食べ物は、バリエーションはそう多くはないが、フルーツ盛り合わせが2ドルで良心的。けっこうおいしかった。アメリカでの食事はどうも野菜が不足気味に感じるので、なるべくフルーツを食べるようにしていたので、毎日買った。
テーブルサービスのレストランは、安い方と高い方の2軒。安い方はオール・ユー・ケア・トゥ・イート方式の朝食をやっていた。食べ放題なのだがビュッフェ方式(バイキング方式)とは微妙に異なり、テーブルごとに大皿の料理が運ばれてきて、みんなで分け合って食べる。この大皿が空っぽになったらお代わりできる、というシステム。運ばれた大皿はフルーツの皿と、卵・肉・ポテト・パンの皿の2種類。卵や肉の皿は予想通り巨大で、とうてい空っぽにできる量ではなかった。そこでドギーバッグをもらい、パンなどを部屋に持ち帰った。お値段は家族3人で20ドルぐらい。
高い方は、ちゃんとしたテーブルサービスのレストラン。夕方早めの時間に予約なしで行ったところ、すんなり入れた。Tシャツに短パンにサンダルというラフな格好で行ってしまったのだが、他の客もけっこうカジュアルなので安心した。しかし、本当はえり付シャツに長ズボンが望ましいグレードの店(1/3くらいの客はそのような姿だった)。ゆっくりと食事ができる落ち着いた雰囲気だが、わざわざ他のホテルから食べに来るほどのレストランではない。たぶん、客の大半はウィルダネスロッジの宿泊客。プライム・リブは大きく、またキングサーモンは火がついたままテーブルに持ってくるサービス。いずれもまあまあおいしかったです。このレストランの目玉は、獣肉らしい。メニューにも、それらしきものがいくつかあった。また、このレストランは朝食時に、ポカホンタス系のキャラクターグリーティングをやっている。
プール
広大というほどではないが、結構広く、水も見たところきれいで、水温はやや暖かめ、なかなか快適だった。プールサイドにはビーチベッドやデッキチェアがたくさんあって、人口密度が低い午前中はガラガラ。午後から人が増え、ほとんど満席になったが、探せばどこかに席はある、という感じ。
プール監視員は常時2名。10時くらいからは、プールサイドでタオルも貸してくる。部屋にタオルが多いので、持っていく人が大半のようだったが、タオルがびしょびしょになったら交換できるので、このサービスは、あると便利だ。
浮き袋類は、WDWの認証したもののみ使用可というルール。このあたり、ややうるさい感じがする。その反面、おむつが取れていない子を入れても文句を言われない(東京の公共プールだけでなく、ハワイのロイヤルハワイアンやハレクラニでも、不可と明記されている)など、おおらかな点もある。
家族連ればかりのホテルなので、浅い方は水深110センチ、それに滑り台があったりして、プールはたくさんの子供たちの歓声であふれていた。ハネムーンのカップルが静かに楽しむプールではない。
プールから見える位置に、日中は1時間に1回吹き上げる間欠泉があり、時計代わりになった。また暖かいジャグジーは大人の幸せの空間になっていた。
プールサイドカフェは、昼前からの営業。プールそのものは深夜12時くらいまでの営業で、夜遅くなってもまだ何人もの子供たちが遊んでいた。
ゲストランドリー
24時間営業。洗剤の自動販売機やクォーターへの両替機もあった。洗濯機・乾燥機ともに1ドル。洗濯機に8分目ぐらいの洗濯物が、1ドルで乾いた。テレビがあって、暇つぶしができる。
WDW各パークへのアクセス
WDW各パークへのアクセスは、ふつうのバスに加えて、MKへは直通の船が出ている。サプライズドモーニングで8時開園の日は7時15分から運航、15分〜20分間隔、ということだった。乗ってみると、MKはけっこう近いので驚いた。MKはクルマで行くと、駐車場からは船に乗らなければならないので、ウィルダネスロッジから行くときはいつもこの直通の船を利用した。
駐車場はエントランスからけっこう遠く、200〜300mくらい歩くことになる。そのため、2日目からは、玄関先に車を止めて、あとはベルボーイにどこかに止めておいてもらうというバレット・パーキングを利用した。駐車料金は、自分で止めてもバレット・パーキングでも、どちらでも無料。しかし、バレット・パーキングのみ、出発するとき(クルマを取ってきてもらったとき)だけ、チップが必要。私は毎回1ドル渡していたが、1ドルでこんなに便利で助かるなら、ありがたい制度だ。帰ってきて、クルマを止めてもらう場合はチップは不要。
ラグーンのウォーター・ページェント
フロントで確認したら9時35分とのことだったので、その10分前に船着き場に行った。ギャラリーは船を待つ人を含めて30人くらい、ショーは、水上のエレクトリカルパレードといったおもむき。短く小規模だが、真っ暗な水面に映えて美しかった。
全体的な印象
6泊してみて、気に入った点は、
・静かで、落ち着いた雰囲気(期待通り)
・飲物継ぎ足し放題のスーベニールカップは便利でお得なシステム
・従業員のサービスがいい(さすがWDW直営ホテル)
・ホテル全体が大きすぎない
など、そして不満な点は、
・部屋のアメニティが貧弱(リンプーは勘弁して欲しい)
・プールはあまりのんびりできる雰囲気ではない(遊べるプールではある)
・駐車場からエントランスまでが遠い(バレットパーキングを使うしかない)
・マジックキングダムしか交通利便性が良くない
・ルームチャージが割高(WDW直営ホテル全体の欠点か)
・近くにレストランがない(ホテル外のレストラン)
というあたり。全体的には、決して悪いホテルではないけど、わが家向きではなかった。
その理由は、ホテルに泊まるのは手段であって目的ではないので、「ホテル選びは、まずロケーションから」という原則は、やはり大切だと感じたから。MKにあまり行かない人にとっては、ウィルダネスロッジは、決していいロケーションとは言えない。私たちは行く前から、「WDWのパークとしては、MKはほんの少し、メインはEPになるだろう」と予測できていたので、ロケーション重視の原則から言えば、エプコット・リゾートのホテル、すなわちボードウォークか、ヨット&ビーチクラブか、ドルフィンか、スワンを選ぶべきだった。
エンバシースイート・レイクブエナビスタ
予約
WDW直営リゾートのウィルダネスロッジでの6泊に引き続き、エンバシースイート・レイクブエナビスタに11泊した。エンバシースイートのホームページを見て、オンライイン予約も可能だったが、セキュリティが少々心配だったので、FAXやりとりした。
チェックイン
予約は、「AAA割引(10ドル)引きで169ドルが159ドルになるスタンダードルーム」だったのだが、チェックインの際、JAFの会員証を忘れたことを思い出し、その旨告げた。そしたら、「プールの近くの部屋でどうだ」と聞かれたので、プールは好きだと答えたら、1階でプールに隣接した部屋を割り当てられた。行ってみると、玄関からプールサイドまで15歩というプール大好きの娘にとっては最高に幸せな位置の部屋だった。
回りを見渡すと、どうやらこの部屋は、新館のラナイ・スイート(ラナイ=ベランダは付いてない)。ラナイ・スイートはルームチャージ179ドルで、AAA割引は適用外のはず。でも、チェッイン時に交わした確認書には159ドルとしっかり書かれている。AAA割引で10ドル引いた上に、10ドル高い部屋にアップグレードしてくれたようだ。1泊につき20ドルのおまけ、11泊ですと220ドルの大サービスになる。ありがたいことだ。「エンバシースイートは初めてか」と聞かれたときに、「もう何回も泊まったことがある、私はこのホテルが好きだ」と答えたのが良かったのかもしれない。
部屋
部屋は最初の1晩だけ、少しペンキのにおいがした。良く見たら壁と天井を張り替えたばかり。次の日とその次の日の2日間、隣の部屋の内装工事をしていて、そのまた翌日、その部屋には客が入っていた。ここから推察するに、私たちの部屋は、私たちがチェックインする寸前に内装工事がなされていた可能性が大。アップグレードしてくれた上に、できたばかりのいい部屋を回してくれたのかもしれない。
広さは、小さなキッチン(冷蔵庫、コーヒーメーカー、電子レンジ付)を含んで推定20畳ぐらいのリビングと、2つのWベッドがある推定16畳ぐらいのベッドルーム、そしてバストイレ。ベッドルームだけだとウィルダネスロッジの部屋の方がやや広いが、全部合わせると、面積はウィルダネスロッジの倍くらいになる。
リビングには丸テーブルと4つのイスがあり、パソコン打ちの作業にぴったりだった。さらに、1人用と3人用のソファがあり、部屋には大きな枕が全部で6つあるので、ベッドで余った枕はソファで使った。このソファと枕の組み合わせが、1日歩き疲れた身体に素晴らしく快適な寝心地で、快適すぎて、私は2晩もこのソファでちょっと横になっているうちに熟睡してしまい、目が覚めたら朝になっていた。
私たちが使った部屋は、このホテルの中でも特に4号線に近い位置にあるので、クルマの騒音が心配だったが、しっかり眠れた。深夜、かすかにクルマの音が聞こえてくる、という程度で、冷蔵庫の作動音の方が大きかったくらい。
アメニティ
アメニティはシャンプーと石鹸のみ。そしてバスルームには「歯ブラシやひげ剃りやシャワーキャップなどは、欲しければ届けるから連絡しろ」というプレートがあった。もしかしたら、ウィルダネスロッジも、頼めば持ってきてくれたのかもしれない。しかし、そういう表示はなかったと思う。歯ブラシやひげ剃りは持参していたし、シャンプーとリンスも現地で調達していたので、何もオーダーしなかった。
無料の朝食
エンバシースイートはどこでもビュッフェ方式の朝食付。けっこう充実していて、そのためみんなうれしそうに、幸せそうにたくさん食べている。私たちも、しっかり1時間ぐらいかけて、毎朝おいしく食べた。
食べ物も良かったが、食べる環境もなかなかに良かった。朝食は、ビル型のエンバシースイートの場合は、真ん中の吹き抜けの中庭でサービスされる。中庭には池があり、木が茂っていて、そして充分な数のテーブルが並んでいる。暑くも寒くもなく、雨の心配も要らない、ハエも飛んでいない、頭の上は広々とした空間で、とても快適。なおかつここで食べているのはたぶん宿泊客だけ、部外者はほとんどいないだろうということで、とても安心感がある。
さらに、手ぶらで来られるという気軽さがある。料金は無料、セルフサービスなのでチップさえ不要なので、お金や財布を持ってくる必要がない。みんな手ぶらなので、席に誰か残って荷物の番をする、ということが不要になる。その結果、本日の予定を相談するためのガイドブックやパンフレットをテーブルに置いて占有権を確保したら、後は全員で一斉に食べ物を取りに行って、あれがいいかこれがいいか、みんなでワイワイやっている。
これらの理由により、エンバシースイートの朝食は、快適、安心、なごやかという、3拍子揃った素晴らしい環境になっている。イスやテーブルは決して高級なものではない。それどころか、たいていのテーブルはガタガタしている。掃除も完璧とは言えなくて、たまに足元に紙ナプキンが落ちていたりする。でも、このくらいの欠点は、山ほどある長所と比べれば、まことに些細な問題だ。紙ナプキンは拾ってゴミ箱に入れればいいし、ガタつくテーブルは、紙ナプキンを折って足の下にはさみこんでやればいい。
朝食の時間は、平日は6時半から10時半まで、土日は7時から11時まで。「クック・トゥ・オーダー方式」とうたわれているが、本当に頼んでから調理するのは卵料理のみ。オムレツは、平日は凝ったもの(チーズ&ベーコンなど)がサービスされたが、土日はプレーンなもののみだった。私と娘は、オムレツよりも目玉焼きが好きなので、毎朝「サニー・サイド・アップ、2&2」と頼んでいたら、3日目くらいから卵料理担当の中南米系女性が覚えてくれて、以後は向こうからこっちの注文を叫んでくれるので、「イェス、オフコース!」と答えるだけで良くなった。
カリカリのベーコンがこれまでのエンバシースイートと同様においしくて、うれしかった。家で作ってもうまくカリカリにならないのはなぜだろうか。また果物が豊富で、しっかり甘いスイカを山のように盛り上げて、たくさん食べて幸せだった。しかし、土日はスイカが並んでいなくて、少し悲しかった。掘り出し物は、皮がオレンジ色、中身は普通のルビーのグレープフルーツ。たぶんこのあたりで取れるのだろう、すばらしく甘く、全然苦みやアクがなくすっきりとした味で、いくらでも食べられる美味しさだった。
夕方の飲み物サービス
毎日夕方の5時半からの2時間、マネージャーのレセプションと称して、中庭のプール寄りの一角で飲み物が無料サービスされる。その時間にホテルにいた日は、私たちはだいたいプールにいたのだが、急に飲物を手にした客ばかりになるので、始まったことがすぐに分かる。私たちも濡れた水着のままペタペタと歩いていって、5人か10人くらいの列に並んで、ありがたくビールなどをいただいた。ソフトドリンクやワイン、簡単なカクテルなどもあり、お酒に強い人はガバガバ飲んでいた。
同時に、もっぱら子供向けに、ポップコーンもセルフサービスで提供される。何度もお代わりすればいいのに、子供たちが限界を超えて山盛りにして取ってくるものだから、そこいら中にこぼして、大変なことになっていた。
プール
プールはこじんまりとしていて、滑り台などはない。面積的には25m・4コース程度。水は見た目にはきれいで、暖かかった。監視員はなし。水深は浅い方で1.1m。隣接してサウナもあった。
プールサイドにはパラソル付のテーブル席やビーチベッドが、ゆったり目に並んでいた。ウィルダネスロッジに比べると数分の1の数だが、人口密度は低くて、席は埋まっても半分くらいだった。人口密度が低いため、ウィルダネスロッジよりもはるかに静かで落ち着いた雰囲気で、その気になればプールサイドで熟睡できそう。遊ぶプールと言うよりは、リラックスしてのんびり過ごすためのプールとなっていて、この点ではハワイの高級ホテルのプール(ロイヤルハワイアンやハレクラニなど)に近い。
プールのどこにいても、すぐに娘を発見できる状況だったので、娘を1人で遊ばせて、私はパラソルの下でビールを飲んでぼーっとしていたり、パソコンで仕事をしていたりしていた。そう広くはないし、客も少ないので、ちょっと大きな声を出せば聞こえる、という感じなので、娘を放し飼いにしても安心感があった。
プールの営業時間はここも深夜までだったが、ウィルダネスロッジと違って、夜遅くまでプールで遊んでいる人は少なかった。
駐車場
駐車場は近くて便利だった。ここのエンバシースイートはビル型なので、部屋の真ん前に止められるモーテル型ほど便利ではなかったが、こじんまりとした建物で、その周囲3方向が駐車場になっているので、どの部屋からでも駐車場はそう遠くはない。良くできた設計だ。私たちの部屋は1階だったので、部屋からクルマまでは50mくらいだった。
このホテルでもバレット・パーキングをやっていたが、どうしたわけか、1晩5.5ドルと法外な値段。ウィルダネスロッジでは、バレット・パーキングそのものは無料で、毎回のチップが必要なだけだった。駐車場が遠いウィルダネスロッジでチップだけなら悪くない話だが、このホテルは駐車場も近いので、自分で止められる。それなのにチップだけでなく1晩5.5ドルでは、頼む人は皆無と思われる。実際、滞在中にバレット・パーキングを利用している人は見かけなかった。
レストラン
食べられる場所は、デリ1軒、レストラン1軒のみ。その他にプールサイドカフェがあるが、飲み物のみ。
23時まで営業のデリは売店の一角で、ウィルダネスロッジほど品数がない。全室に電子レンジが標準装備なので、冷凍食品も並んでいて、テレビ・ディナーが目を引いた。
レストランは、朝は無料の朝食で大忙し。昼や夜もやっていたが、私たちが利用したのは夜遅くにピザのテイクアウトを1回だけ。トッピングにアンチョビーがなくて残念だった。ミディアムサイズなのに巨大で、親子3人で食べ切れなかった。
ゲストランドリー
ゲストランドリーは、2階の一角の目立たない場所。洗濯機、乾燥機ともに1.25ドル。洗濯機の半分くらいの量が、乾燥機1回では完全には乾かなかった。洗剤の自動販売機や両替機、暇つぶし用のテレビがあった。
全体的な印象
エンバシースイートは、一般的なモーテルに比べれば、建物が2倍くらい立派で、値段が3倍くらい高い。でも、部屋は2倍くらい広いし、この点だけでも、コストパフォーマンスの点では、一般的なモーテルと同じか、もしかしたらそれ以上だと思う。
また、他のオールスイートのホテルと比較しても、エンバシースイートはやや高めだ。しかし。その差は、無料の朝食と、無料の夕方の飲物で埋まると思う。私の感じるところでは、朝食はオーランド近辺のファミリーレストランの相場からして、1人10ドルくらいの価値がある。夕方の飲物は、あまりお酒を飲まない私にとっても、3ドルくらいの価値がある。
私がエンバシースイートを気に入っている最大の理由は、ホテル内の雰囲気が良く、リラックスして滞在できること。こじんまりしていて人口密度が低く、ホテルのスタッフがなかなか優秀で、部屋の清掃がしっかりされていて、朝食と夕方の飲物が無料のためか客がみな幸せそうな顔をしている、これらの条件が重なって、このホテルに漂っている空気は、居心地がいい。
エンバシースイートに泊まるのは4回目だが、このオーランドのエンバシースイート・レイクブエナビスタも、以前に泊まったエンバシースイートと同様、いいホテルだった。またオーランドに滞在することになったら、きっとここを利用すると思う。
ただし、エンバシースイートの中にも、モーテル形式の建物(平屋または2階建てで平面的に広い)のところには、お粗末(特に部屋の遮音性や設備)な場合がある。6年前にロス近郊のコビナという町のエンバシースイートはそうだった。そのため、以後はビル型の建物であるかどかを確認してから、予約を入れるようにしている。
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