|
サイトをやっていると、思わぬ人から嬉しいメールをいただいたりしますが、2004 年10月12日にいただいたメールには驚きました。なんと、以前、紹介した「Tommy's Stayle」のベーコンを作っている、富塚さんご本人からメールをいただいたのです。
「お客様からベーコンのことが書かれていたよ…と伺って、検索してみました。11月中旬まで小さなレストランをやっていますので、一度遊びにお越しください。 蓼科を楽しむお客様(友達)が遊びに来てくれています」
こういうことって、あるんですね。
そういうわけで、11月12日の金曜日、Tommyさんこと、富塚さんに会いに、蓼科のプール平に行って来ました。プール平はビーナスラインをずっと上った、蓼科湖の少し上にあります。突然、行ってびっくりさせようと企んでいたのですが――
…場所がわかりません。
てっきりビーナスライン沿いにあるんだろうと思い込み、探したのですが見当たりません。仕方なく携帯から電話をして、場所を伺うことに。ビーナスラインから小路に入り、指示通りに向かうと看板発見! ちょっと秘密めいていて、ワクワクします。最後は崖を徒歩で下り、ようやく山小屋風の建物を発見。
森のなかの小さなレストランは、アットホームな雰囲気。にこやかに迎えてくれた富塚さんと、笑顔が素敵な奥さま。料理は主に富塚夫人が作っています。
さっそくランチを注文しました。
【この日のランチメニュー】
・アンデス(ジャガイモの種類)のスープ ・下諏訪の豆腐と有機野菜のサラダ ・自家製ハムのサンドイッチ ・ロールキャベツ ・コーヒーとデザート
これで2000円は安いです。私が注文した、グラスワインはたったの200円! どれも自家製、土地のものにこだわった、ひと工夫が効いた料理でした。特に気に入ったのが、アンデスのスープ。時々ぴりっとくる辛さがスープの味を引き締め、アクセントになっています。大人の味のスープ。訊ねてみると、グリーンタバスコを皿の底にたらしてあるとか。こういう驚きのある料理って大好き。
先客の元湘南ボーイ、現在、山暮らしに夢中の土田さん夫妻とも、蓼科の生活話(薪割りとか、庭の手入れのことなど)で盛り上がり、楽しいひとときを過ごすことができました(土田さん夫妻はディナーコース?を昼間にいただいてたのですが、そちらも本当においしそうでした)。
※たいへん残念なことに、後日、サイトの移転作業中に、あやまって料理の写真を消去してしまいました…。
帰り際、「よかったら15日に一緒に蕎麦を食べに行きませんか? 素人の方なのですが、プロにも負けない、すごくおいしい蕎麦を打つ方なんです」 と、富塚さんからお誘いが…。 もちろん、ご一緒させていただくことに。
こうしてまた、素敵な出会いに繋がるのでした。
蓼科生活は奥が深いです。
富塚さんのお店に行ったら、ぜひ、近くの滝をご覧ください。素晴らしい眺めを堪能できます。
注意)レストランは16日から冬期休業となりました。毎年、4月中旬以降〜秋まで、不定期で営業されています。冬の間、しばらくお待ちください。電話で確認のうえ、お出掛けください。
■Cafe、手作り燻製、自家焙煎珈琲 Tommy's
Style
〒391-0301 長野県茅野市蓼科高原プール平
東経138度16分 北緯36度3分 標高1315m
Tel&Fax 0266-67-5908
※ベーコンなどは「たてしな自由農園」でも購入できます。