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垂直尾翼容積比 投稿者:松本@GPF 投稿日: 6月17日(土)22時26分52秒

野尻さんへのアドバイスの垂直尾翼容積比0.07は過大な気がします(極端に大きいプロペラの場合は別として)。
武蔵野ではBill McCombさん(勝山訳「こう知れば飛ぶ模型飛行機」の原著者)の推奨値(目安としての出発値)0.033を使っていい結果を出している人が何人も居ます( terminology.htm#55)。
同じくMcCombさんの適正垂直尾翼容積比の手投げ判定法は右にバンクして手投げしたとき、更に右にバンクするのはスパイラルダイブ気味(垂直尾翼過大または上反角不足)、右に少し滑ってから逆に左にバンクしようとするのはダッチロール気味(垂直尾翼過小または上反角過大)、右に機首を転じて直進がいいことになります。テスト飛行の滑空でも軽く翼を上下するのはダッチロールの徴候の様です。ダッチロールの徴候が見えたら垂直尾翼を5パーセント増やせばいいそうです。
スチレン翼ならダッチロールの兆候がでるまで垂直尾翼を切り詰めるのが一番容易なテストかもしれません。組み翼なら尾翼過大の簡単チェック方法が使えます。

ところで今日の朝、CFFCの西澤さんがグリーンパークにひょっり現れ、丁度GPFの月例競技会を開いて午前中付き合っていただきました。飛びいりで参加ねがえればもっと良かったのですが。