ハレクラニ滞在記

(1996年12月)


5.食事

 朝食

朝食は、広々としたラナイで、手軽に済ませた。メニューは、前夜ABCで買ってきたサンドイッチ(たいていまずい)や、持って行ったキツネどんべえ(ワイキキでは美味い)とレトルトパックのお赤飯(ごま塩まで持参したのに、ワイキキではあまり美味しくはなかった)、部屋に届いたウェルカムフルーツバスケットの果物(多くて食べきるのに努力が必要だった)など。

毎回レンタル品を借りているマルチ電圧電気湯沸し器は、海外旅行が続くこともあって、大きめのものを購入した。どんべえやお赤飯だけでなく、ABCストアで買ったコナコーヒーのインスタントコーヒー(赤いラベル、予想外に美味)など、多彩に活躍してくれた。

 昼食

日中はたいていプールサイドにいたので、プールサイド隣接のハウス・ウィズアウト・ア・キーで、ホットドッグやクラブハウスサンドなど。ランチタイムはそれほど高くなく、けっこう美味しかった。さらに、1人前で2人がちょうどお腹一杯になるほど盛りが良かったので、1人当たりの値段はかなり安くなった。

1回くらいは豪華は昼食を、ということで、勝手知ったるロイヤルハワイアンのサーフルームへ。いつもの通りのビュッフェスタイルで、メニューも以前来たときとほとんど変わっていないようだった。

 夕食

夕食は、インターナショナル・マーケットプレイスのヤミー・コリアンバーベキューに、4泊しかないのに2回も行ってしまった。ソフトドリンクはどの店でも売っているが、ビールはフードコートに隣接するビリヤード台のあるバーにしかない(瓶のバドワイザー、空き瓶は要返却)。カルビプレートとビビンパを、みんなで揃ってガツガツゴクゴクやった。そして食後はジューススタンドのスイカのスムージーで、さっぱりすっきり。この夕食のパターンは、安くて美味しくて、とても幸福だった。


ジジババに配慮して、日本食も1回、ロイヤルハワイアン・ショッピングセンターの中の浪速屋へ。わが家3人としては、どうせ高くて不味いのだろうと思っていたので、アメリカの領土内で日本食のレストランに入ったのは今回が初めて。しかし、安くはなかったが、思ったよりも美味しかったでびっくりした。これだったら、すぐ近くにある焼肉の新羅よりも、浪速屋の方がいい(両店とも値段的にはおそらく同じレベル)と感じた。

夕方のフラダンスショーを見たくて、ハウス・ウィズアウト・ア・キーでも夕食を1回。その日は夕方雨だったので、室内スペースでショーをやっていた。バックに夕焼けがなく、客席の上にも屋根があるためか、開放感がいまいちで、「これはすごい」という感じはしなかった。料理は安くはないが、食事はどれも美味しく、特に自家ベーカリーで焼いているパンは香ばしくて、「ハワイには美味しいパンがない」と思っていたのだが、「あるところには美味しいパンがある」と認識を改めた。ここのパンが朝テイクアウトできれば、ラナイでの食事はさらに幸せになると思うのだが、朝は営業していないとのことで、残念。

帰国後、ジジババに聞くと、「4回3軒の夕食のうち、ヤミー・コリアン・バーベキューがいちばん美味しかった」とのこと。高齢者(60歳)から子供(うちの娘が初めてヤミーのカルビプレートを食べたのは2歳半)までと、こんなに幅広い層から支持される飲食店(それも軽食ではなく夕食としての飲食店)は、日本では思いつかない。すごい店だ。 

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