趣味際的模型航空blogへのコメント ホームページへ

趣味際的模型航空blogはすでに閉鎖されています。

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加重には釣用の鉛の重りも使えそうです。15号55グラム、50号190グラムなどあります。

Posted by: 松本@GPF | Jun 22, 2006 9:35:19 PM
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http://shumisaijinn.cocolog-nifty.com/blogs/2006/05/30_5072.html
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紙は繊維の方向より繊維に直交する方向により多く縮みますからリブ間のへこみを減らすためには「紙の繊維の方向をスパン方向」ではなく、紙の繊維の方向をコード方向にする必要があります。測定データをhttp://www.ll.em-net.ne.jp/~m-m/reference/paperShrink.htm に掲載しました。

Posted by: 松本@GPF | May 22, 2006 9:04:43 PM
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確かに殆どの日本の模型の本に紙の繊維はスパン方向にと書いてあり、私はずっと疑問でした。性能を追求するなら翼型の歪みの低減、ピーナッツなどのスケール機は見栄えから、繊維はコード方向とすべきと考えます。http://www.ll.em-net.ne.jp/~m-m/NiftyLog/tips/dopeCoveringAndPaperGrain.htm 参照。

念のために外国の本をチェックしましたが意見は分かれています。
1.R. H. Warring, Basic Aeromodelling, 1980, Argus Books(英) 繊維はコード方向に
2.Don Ross, Rubber Powered Model Airplanes, 1988, Moterbooks International(米) 繊維はスパン方向
3.William F. McCombs, Making Scale Model Airplanes Fly(米)(勝山彊訳、こうすれば飛ぶ模型飛行機) 普通は繊維を長手方向に使うが、コード方向に使うとリブ間の凹みが1/3から1/2になるため一部のモデラーはコード方向を好む

Posted by: 松本@GPF | May 23, 2006 3:27:46 PM
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扱っているのは小型機ですが外国の本ではリブはのり付けしない流派もあって、その場合はのり付けはパネルの前後左右だけです。強度的に、或いは翼型を正確にだすのにどちらがいいのか、お考えを聞かせてください。

紙の繊維の方向、曲げ強度を負担する翼裏面はスパン方向が正解のようにも思えます。更に翼の裏表で繊維の方向が違うと問題が出るのかどうかも興味があります。

Posted by: 松本@GPF | May 24, 2006 10:16:51 PM
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5月22日の私のコメントのデータに誤りがありました。趣味際人さん、読者の皆さん大変ご迷惑を掛けました。
佐知川は引きが少なくていいと石井英夫さんが言っていたのを思い出し、それではデータにつじつまが合わないとデータを見直して数字の間違いに気付きました。結果として収縮量は大幅にへりましたが、繊維に直交する方向がより多く縮むのは変わりません。機械漉きのがんぴのデータを追加しておきました。測定データをhttp://www.ll.em-net.ne.jp/~m-m/reference/paperShrink.htm に掲載しました。

Posted by: 松本@GPF | May 27, 2006 10:16:22 AM
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http://shumisaijinn.cocolog-nifty.com/blogs/2006/05/30_2a80.html
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「シャフトのプロペラ直後にハンダの玉あるいは小ナットをハンダ付けして、その後ろにスラストベアリングなどを入れる方法」の別案として
「ノーズプラグのプロペラシャフト軸受けとしては、
   シャフトと同じ内径の金属パイプを通す」
その金属パイプをプロペラの前後長より僅かに長くする方法があります。ゴムの張力はこのやや長めの金属パイプが受け持ちます。半田付けが不要なため現場でのプロペラシャフトの取替えも可能です。http://www.ll.em-net.ne.jp/~m-m/tips/freeWheeling/freeWheeling.htm に写真があります。

「推力の風圧でプロペラが前進」は「推力でプロペラが前進」で十分かと。

Posted by: 松本@GPF | May 20, 2006 10:44:18 PM
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http://shumisaijinn.cocolog-nifty.com/blogs/2006/04/post_f16c.html#comments
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議論の本筋には直接関係のない蛇足ですが、手元のMerriam Webster's Collegiatge Dictionary, tenth editionによれば学際の英語interdisciplinary(adj., involving two or more academic, scientific, or artistic disciplines 複数の学問的、科学的あるいは芸術・技芸的分野が関与する)の初出はかなり古くて1926年です。

Posted by: 松本@GPF | Apr 29, 2006 12:25:19 AM
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http://shumisaijinn.cocolog-nifty.com/blogs/2006/02/post_e0ff.html#comments
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焼き直しか独立発想かは不明ですが、パゲワシならぬ白頭ワシの似たような絵(但しカラー)をhttp://www.mh-aerotools.de/airfoils/winglets.htm に発見しました。
多分デンマークの大学関係者と思われるDr. Martin HepperleのWebサイト(ホームページはhttp://www.mh-aerotools.de/airfoils/index.htm )にはこの人が開発したと思われる沢山のMHシリーズの翼型、翼やプロペラの解説、Java Foil, Java Propと言う翼、プロペラの設計ツールなど、高度な内容が盛り沢山です。
Java FoilのWindowsへのインストール方法はhttp://rcp.web.infoseek.co.jp/ にあります。こちらのサイトには川面に発生したサーマルの実写動画映像もあります。

Posted by: 松本@GPF | Mar 23, 2006 10:02:41 PM
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http://shumisaijinn.cocolog-nifty.com/blogs/2006/02/post_2170.html#comments
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実機の世界では大気の擾乱の理解は相当に進んでいる様です。「加藤他:航空機力学入門、東京大学出版会」には突風応答の章があます。以下の引用から中身を想像願います。
「大気の乱れは、通常、連続した乱れと、孤立した突風の二つに分けて、モデル化される。連続した風の乱れ、いわゆる風の息は確率過程として扱われ、大気中の特定の小部分(patchと呼ばれる)に対し、乱れが一様・定常・等方であるとし、かつ凍結突風の仮定を用いてモデル化される。これに対して、孤立した突風は、通常、距離(あるいは飛行時間)に関して乱れの大きさが明確(deterministic)に定義されているものとして扱われる。連続突風のスペクトル・モデルとしてはvon KarmanのモデルおよびDrydenのモデルが有名である。・・・・・なお、地表近くでは地面の沿う乱れが卓越し、等方性が失われる。これに対しては、スケール長さLを調整する近似がしばしば行われる。・・・」
擾乱の具体的数値にはMIL-F-8785C, Flying Qualities of Piloted Airplanesが紹介されていて、2000フィート以上の中高度とそれ以下の低高度に分けて色々の数値が示してあります。ウインドシアーのモデルも含まれています。
この辺の数値も用いた飛行シミュレーションが第1歩として妥当ではないでしょうか?
もう一つ気がかりなのは、MAXの逃したときにいつも言われる下降気流の問題。これは上昇気流との関係で正確な挙動の把握が重要だとおもいます。高いストリーマー(20m以上?)を何本も設置して観測したら色々解るかもしれません。

Posted by: 松本@GPF | Feb 26, 2006 11:08:39 PM

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Posted by: 趣味際人 | Feb 27, 2006 7:27:08 AM

高所ストリーマーは高性能の凧への係留が現実的ですね。試してみます、空気が僅かに動けば揚る大きいる凧を持っているので。それにしても下降気流についての詳細な報告が見当たらないのが不思議です(調査不足?)。
スペクトラムモデルは擾乱の周波数分布、つまり位置的あるいは時間的な小変動から大変動までを周波数(または波長)で表し、それぞれの強度を記述するのでしょうから、模型の規模程度まで(高周波まで)モデルが記述していれは利用可能でしょう(上記文献には具体的数値なし)。例えば空間変動の波長が50cmのデータがあれば左右両翼に加わる空気力の差が分ります。

Posted by: 松本@GPF | Feb 27, 2006 9:02:46 AM

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Posted by: 趣味際人 | Feb 28, 2006 1:32:42 AM

本格的なサーマルの観測は私の凧では困難。滑空性能を低下させるのは本当に強い下降気流なのか、それともウインドセアーの類なのかのヒントが得られたらと思っています。

Posted by: 松本@GPF | Mar 1, 2006 7:14:59 AM

http://shumisaijinn.cocolog-nifty.com/blogs/2006/03/post_e578.html#comments
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著作権法の抜粋をhttp://www.ll.em-net.ne.jp/~m-m/misc/copyrightLaw.htm にまとめました。
個人の著作権の消滅は出版後50年ではなく、死後50年です。とはいえ報道、批評、研究その他の引用は正当な範囲内で行えますから、全然問題ありません。
余談ですが、団体の出版物の著作権は出版後50年ですから、富士見が丘模型飛行機研究所発行の「模型飛行機翼型集−旋回腕実験値(昭和29年発行)」は著作権が切れています。

Posted by: 松本@GPF | Mar 23, 2006 11:36:22 PM


http://shumisaijinn.cocolog-nifty.com/blogs/2006/02/post_affe.html#comments
Listed below are links to weblogs that reference 翼型論の蛇足G:
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手元にある1946年出版のThe Design of Wakefield Modelsという本に補完情報が載っていました。Actual tests on model wings have been carried out by Messrs Powdrill and Macbean, who published their results in the Aero-modeller, March and July, 1940とあり、R.A.F.32、Clark Y、N.A.C.A.-M6の特性図が出ています。アスペクト比とレイノルズ数以外の環境条件の記述はなし、但しアスペクト比は何れも9、R.A.F.32のレイノルズ数は56,100になっています。

Posted by: 松本@GPF | Feb 10, 2006 10:02:52 PM


http://shumisaijinn.cocolog-nifty.com/blogs/2006/01/post_cf30.html#comments
Listed below are links to weblogs that reference ゴム動力機の機体設計の歴史M:
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いつごろ考案されたはかし知りませんが前置ギア方式の代案として、クランクを用いた多条ゴム方式があります。平行に並べた3枚の(例えば)金属板があり前と後の板がクランク軸を支持します。可動式の中間の板にはクランクの腕の部分が接続されます。n+1本のクランク軸のうち1本はプロペラシャフトと接続し、残りのn本はゴムで駆動します。ゴムがクランク軸を駆動するとその動きはクランクを通じて中間板に伝えられ、周回運動をする中間板がプロペラシャフトを駆動します。ギアが使われていないので増速も減速もできませんが、細いゴムは沢山巻けるので例えばnを4にすればゴムの太さは元の太さの1/4になり、夫々の束が元の太さより2倍巻けプロペラの総回転数は2倍になります。
重量と抵抗の優劣は不明ですが、工作はギア式より楽そうです。オールドタイマー競技などには使えるかもしれません。

Posted by: 松本@GPF | Jan 13, 2006 5:06:19 PM

http://shumisaijinn.cocolog-nifty.com/blogs/2005/12/post_7d19.html#comment
Listed below are links to weblogs that reference ゴム動力機の機体設計の歴史F:
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「旋回気流理論」Cricular Airflowが発表されたのはFrank Zaic著Circular Airflow and Model Aircraft, 1964年刊です。前書きによれば1951年に原稿の大半は完成、64年に当時の優秀機の解析結果を追加したそうです。
内容は解決すべき問題としてハイパワー(特にエンジン機)時の宙返りと螺旋不安定をあげ、ピッチングモーメントの詳しい解説とCircular Airflowのアイデアの提案があり、その各種課題への適用になっています。
要点は主翼・水平尾翼(の空力中心)間距離maの機体が半径rの円周をバンク角bで傾いて飛行するとき、滑空時にくらべて主翼の迎角は減少、尾翼の迎角は増加し、その合計の角度=(ma/r)*sinbラジアン=(ma/r)*sinb*180/3.14度になる。例えば、モーメント長0.5mの機体が半径10mの経路を45度傾いて飛行すると(0.5/10)*sin45度*180/3.14=2.03度、つまり旋回上昇にすれば水平尾翼取り付け角を2度増やしたのと同じ効果があり、宙返りや失速が回避できるということです。この効果がモーメント長maに比例するのも興味ある事実です。
滑空時には上の例とくらべて旋回半径が更に大きく、バンク角も遥かに小さいのでCricular Airflowの影響は無視できる程度でしょう。

Posted by: 松本 | Jan 2, 2006 8:47:24 AM

http://shumisaijinn.cocolog-nifty.com/blogs/2005/10/post_6727.html
Listed below are links to weblogs that reference 動力ゴムの出力測定(続3・模型航空計測工学)G:
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ほとんどのゴムの測定データはゴムを巻くのではなく引っ張って、その戻りの張力を測る方法によっていると思います。ゴムを巻くのに比べて、引っ張りは結果のばらつきが少ないのと、テストによるゴムの傷みが少ないのが理由でしょう。引っ張りテストの結果は巻き込みテストに比べて5%ほど良い値がでると言われています。
後は蛇足ですが、厳密に言えばKgは質量の単位で、重量(力)をKgで表す場合はKg重とすると誤解が生じない。1Kg重をSI単位で表すと9.8N(N=ニュートン)

Posted by: 松本@GPF | Jan 25, 2006 9:43:05 PM

http://shumisaijinn.cocolog-nifty.com/blogs/2005/08/post_c2b5.html#comment
Listed below are links to weblogs that reference 「乱流翼」について:
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乱流翼の定義には臨界レイノルズ数が小さいことを、また実例には薄翼を加えては如何でしょうか。英語名称の乱流翼:turbulent flow airfoil、乱流装置:turbulatorも加えては?どちらも模型の世界では市民権を獲得しています。(乱流装置は大げさなのでもっといい名前が欲しい。)
実機の例はこの表現ではすべての翼が層流翼の様な印象を受けます。乱流は層流よりも抵抗が大きいので実機では積極的な乱流化は好ましくないことで十分ではないでしょか。

Posted by: 松本@GPF | Feb 9, 2006 3:54:58 PM

http://shumisaijinn.cocolog-nifty.com/blogs/2005/07/post_2157.html
Listed below are links to weblogs that reference 「ライトプレーン」雑論D:
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ライトプレーンのスラスト調整の件、現在の事情は大分変わっていて、ベテランならどんなタイプのプロペラユニット搭載式でもスラスト調整をやるのが普通です。例えばキットなどプラスチックプロペラハンガー(通称コメタル)使用の場合、胴体のスティック先端の木を切ったり張ったりでスラストを調整しています。

Posted by: 松本@GPF | Jan 21, 2006 8:03:27 PM

連日の掲載ありがとうございます、またご苦労様。来年も面白くてためになる掲載を引き続きよろしくお願いします。
ところでひとつお願いがあります。掲載内容は永続性があり、実際はblogよりも通常のホームページに置いていただいた方が読者には便利です。適当な時期にホームページの開設をご検討願えないでしょうか。

名前: 松本@GPT| December 31, 2005 04:45 PM

http://shumisaijinn.cocolog-nifty.com/blogs/2005/12/post_f962.html#comment
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毎日楽しみにして拝読しています。カタパルトグライダーはアメリカでは
屋内外ともにAMAの公式種目になっていて、ほとんどバルサ製、HLGをパチンコで飛ばせるので力がいらず中高年に人気があるようです。
カタパルトには半ばランチ(launch)の意味を内包しているためかカタパルトグライダーといっています。

Posted by: 松本@GPF | Dec 13, 2005 10:01:31 PM

私の見た限りでは略記は使われていません。趣味際人さんと同じく「CG」だと「重心位置」と紛らわしいので使わないのだと私も思っていました。
ちょっとBROGのルール違反気味の別件ですがメールが届かないのでお許しを。Model Aircraft Aerodynamics, 4th editionの発売サイトはwww.hrunway.comです。

名前: 松本@GPF | December 15, 2005 12:09 PM