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模型関係書籍と雑誌(, 06-05-26, -10-08)

文献1.R. J. Hoffman: Model Aeronautics made Painless, Model Aeronautic Publications, 1955
100数ページの薄い本ですが、ゴンドラによるプロペラ効率測定プロペラの首翼効果など情報満載。アメリカのほとんどの模型通信販売店で扱っています。

文献2.曽田範宗、摩擦の話、岩波新書1971年
ゴンドラによるプロペラ効率測定の参考にしました。

文献3.Martin Simons: Model Aircraft Aerodynamics 4th edition, Special Interest Model Books, 1999
実機グライダーと模型グライダーを飛ばすオーストラリアの大学の先生の本。B5版350ページ中110ページは低レイノルズ数の風洞試験データと翼座標データです。図が多く解りやすい説明で特に境界層と乱流翼の説明が詳しい。Hannan'Runwayで扱っています。

文献4.「塗料のおはなし」 植木憲二 著、¥1、300、日本規格協会
文献5.「接着のおはなし」 永田宏二 著、¥1、100、日本規格協会
どちらも寺西道雄さんの推薦です。

文献6.加藤寛一郎、隠された飛行の秘術、講談社、1994年
非常に丁寧にかかれた航空力学の入門書です。敢えて注文をつければ
1.索引と図表目次が無いのが不便。
2.発行時には周知だった紙飛行機の垂直上昇の原理やRN10,000の紙飛行機翼の風洞試験値に全く触れていない。
3.横滑りの説明など誤りがない訳ではない。

文献7.Frank Zaic: Model Aeronautic Yearbooks(ザイク年鑑), 1934, 1935-36, 1937, 1938, 1952-52, 1953, 1955-56, 1957-58, 1959-61, 1964-65
米国を中心とした世界の模型飛行機(主としてフリーフライト)が解る貴重な資料です。Zaic氏自身の筆による沢山の図面が特徴。

文献8.東昭、模型航空機と凧の科学、電波実験社、1992年

文献9.渡辺敏久、最新模型飛行機の事典、岩崎書店、1955年
全270ページ、理論編、プロペラ編、動力編、操縦編、機体編、部品・材料・キット編、付表からなる。大村和敏さんによれば戦後の模型航空の復興に貢献した重要な文献とのこと。